ペンギンが、可愛らしく“芸”を披露……しませんよ。(^^;)
進行役のキーパーさんが近寄ればちょこちょこと逃げ回り、餌をチラつかせても食べたらさっさと帰る――ちょうどいいところに立ってるから飛び込ませようとしても、紹介してる間に飛び込んでしまったり、合図しても知らん顔だったり……。
人間とペンギンとのコミュニケーション、ゼロ!!
彼らに人間の意図するように“芸”を仕込むことが、いかに無理であるかという――そういうところを逆手にとった、ペンギンショー。
でも、上手いこといけば――閉じ込めたつもりのハードルをぴょこんと飛び越して逃げる様子で、ペンギンのジャンプ力を見せることも出来るペンギンショー。
キーパーさんの巧みな話術とあいまって、不思議かつ心地よい脱力感をともないながら、ほのほのとした笑みを誘うペンギンショー。
考えてみれば、これまで――積極的にペンギンとコミュニケーションをとろうとしている人間がペンギンの群れの中にいるところなんて、みたことなかったなぁ…と。
なるほど、シュール…ってこういうことなんだ…と。(^^;)
ペンギンの……というか、鳥類の魅力を再認識する――そんなペンギンショーでございました。
そして――ショーの前に撮った、仲良しさん♪
拍手、ありがとうございます。